タケパパの育児日記

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【育児】癇癪を起こした時の対応法

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takesanpapa.hatenablog.com

癇癪とは

癇癪は、激しい感情の爆発で、通常は欲求不満に対する反応です。 癇癪の原因で最も多いのが欲求不満、疲労、空腹です。 小児は癇癪を起こしている間、叫び声を上げたり、泣いたり、手足をばたばた動かしたり、床を転がったり、物を投げたり、足を踏みならしたりします。

癇癪の原因

1歳児の癇癪の原因は主に3つが考えられます。

  • 言いたいことを伝えられない
  • 自分のやりたい事ができない
  • 体調によるイライラ

まだ体の機能や、言語が発達途中の1歳児は、自分の思い通りに体を動かせなかったり、思ったことをうまく言葉にすることができません。このストレスによって、癇癪をおこすことがあります。

癇癪を起こした時の対応法

癇癪を起こした時は親は落ち着いて対応しましょう。

  • 子どもが落ち着ける場所に移動する
  • 抱きしめる
  • 気持ちを代弁する

子どもが親を必要としている合図でもあります。また駐車場やキッチンなど危険がある場所で癇癪を起こした時はすぐに安全な場所に移動しましょう。

子どもが落ち着ける場所に移動する

例えば出先では人が少ないところへ移動して座ったり抱っこして落ち着くまで待ちましょう。室内でもなるべく癇癪を起こしたところから静かで情報が少ないところへ移動しましょう。目や耳からの情報で関係ないことでもさらに癇癪を起こす場合があります。

抱きしめる

移動しても落ち着かない場合は抱きしめてみてください。子どもは親を必要としています。抱きしめると幸せホルモンのオキシトシンが分泌され徐々に落ち着きを取り戻します。

気持ちを代弁する

気持ちを伝えられず癇癪を起こしているので気持ちを代弁して子どもの心の整理をしてあげると落ち着きを取り戻します。

ダメな対応法

脳がパンク状態の癇癪を起こした子どもにさらにダメージを与える様なことは避けましょう。

  • 怒鳴る
  • 無視する
  • 論理的に諭す
  • 物で釣る
怒鳴る

これは1番ダメな方法です。火に油を注ぐのと同じです。

無視する

子どもは信頼してる親に助けを求めています。その信頼してる相手から無視されると絶望な状態となります。ただし、『見守る』ことはいいことです。子どもは遊んでいても癇癪を起こしていても常に親の様子を伺っています。その時に目が合うだけでも子どもは安心します。

論理的に諭す

怒鳴ると同様に脳がパンクしている状態で何を言っても効果はありません。情報は与えない様にしてください。

物で釣る

欲しいものなどで釣ると癇癪がおさまるかもしれませんが、『癇癪を起こすと欲しいものが手に入る』と間違った認識をしてしまいます。

癇癪を起こさないために

癇癪を起こさないために出来ることをがあります。

  • 子どものペースで物事を進める
  • 癇癪を起こしそうになった時に論理的に諭す

主にこの2つで子どもの気持ちを抑えてあげてください。

ダメな対応法で『論理的に諭す』をあげていますが、これは癇癪を起こす前では効果的です。例えばお風呂の時間に癇癪を起こした場合『まだ遊びたかったよね。お風呂入ってキレイキレイしたらまた遊ぼうね。そうしたらお布団の上でも遊べるし楽しみが広がるよ。お風呂入るの嫌かもしれないけどサッと入ってたくさん遊ぼう!』と言うと少しイライラしながらお風呂に入ってくれます。全ての子どもに当てはまるわけではありませんし、1回で聞く子、何回も諭す必要がある子がいますが自分の子どもに合った方法を探ってみてください。

癇癪も成長の証

癇癪は自分の気持ちを持っている『自我』を持っていることでもあります。1歳ごろの子どもは言うこと聞いてくれてたのにな、と感じてるかもしれませんがそれは自我がまだ育って無い状態だっただけです。癇癪は成長の証でもあります。 感情を伝えたい、と感じることで言葉の発達にもつながっていきます。

親のせいではない

決して親のせいではありません。愛情不足なんかでもありません。子どもが成長しようとしてる証であることを忘れないでください。